運動療法
ここでは、ダイエットにおける運動について詳しく紹介しています。肥満外来の運動療法について知りたい方、興味のある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
無理のない、適度な運動が効果的!
肥満にとって大きな原因となるのは、エネルギーの過剰摂取&消費エネルギーの不足。つまり“食べすぎと運動不足”です。そのため、運動をすることは肥満の解消につながります。
適度に正しい運動を行なえば、体を内部から健康にすることができます。余分な脂肪を燃やせるのはもちろん、血液循環を良くしてエネルギー消費を円滑にすることで、ダイエット効果を得られます。
また、血中コレステロールのバランスが改善されることや、インスリンの働きが良くなり血糖値が下がることで糖尿病の症状が改善されることも期待できるでしょう。さらに、ダイエットに良くないストレスを解消することにも大きくつながります。
クリニックの肥満外来で行われる運動療法
ただ、苦しい運動をすればそれだけ効果が上がるというわけではありません。実際、クリニックの肥満外来で行なわれる運動療法でも、心身に無理のない運動によって計画的に体重を減らしていくケースが多いのです。
また、重度の肥満を抱えている人に対しては、まず体重をダウンさせてから行なうのが一般的。肥満の程度や状態によっては、関節を傷めたり内臓に負荷を与えてしまうこともあるようです。さらに、重度の高血圧や糖尿病などを患っている人、関節痛や腰痛を持っている人には行なわれないようです。
運動療法のポイントをチェック!
あまり運動の習慣がない人の場合、初めはストレッチなどの軽い運動によって少しずつ体を動かすようにしていきます。そして、経過をみながら、徐々に運動量を増やしていくのが基本のようです。
また、自分に可能なめいっぱいの運動を「100%」と考えた場合、だいたい「30~40%程度」を目安に行なうのが良いとされています。
タイミングとしては、食後1~2時間経ってから行なうのが理想。食事後すぐや、空腹の時などは避けた方がよいようです。