効果と注意点

治療内容によっては注意が必要になることもある肥満外来。このページでは、知っておきたい肥満外来の治療における効果と注意点について詳しく紹介します。

医学的な見地からダイエット効果を期待できるのが肥満外来

肥満外来へ通うメリットは、自己流のダイエットでは結果が出ない人も、医学的な見地からしっかりとアプローチをしていくため、確かな効果が得られやすい点です。専門の医師や栄養士などのアドバイスを受けながら、自分に最適な方法で健康的なダイエットを試みることができます。

ただし、治療内容によっては、副作用など注意が必要な場合もあります。薬の処方を受ける場合や、手術を伴う治療の場合です。以下には、その2つの場合について、具体的な副作用やデメリットをまとめてみました。効果と注意点をしっかり考慮したうえで、医師と相談しながら治療を行いましょう。

薬の処方を受ける場合の効果と注意点

肥満治療で使われる薬にはサノレックスとゼニカルがあります。

食欲抑制効果が期待できる「サノレックス」

食欲抑制効果のある「サノレックス」は、肥満度が+70%以上、またはBMIが35以上の高度肥満症患者に対する運動・食事療法の補助に使う薬として厚労省で認可されています。摂食中枢に作用して食欲を抑制してくれるのですが、副作用として、便秘、口渇、胃部不快感、悪心・嘔吐、抑うつ、不眠、肺高血圧症、薬の依存性等があります。

また、服用できないケースとして、妊娠・授乳中、重度の心疾患・膵障害・腎障害・肝障害、重症高血圧、緑内障、抑うつ状態、MAO阻害剤投与中、統合失調症の既往がある、薬物やアルコール乱用歴がある、といったケースがあげられます。

食事で摂取した脂肪分の吸収を抑制する「ゼニカル」

脂肪分解酵素リパーゼの働きを阻止し、食事で摂取した脂肪分の吸収を抑えてくれる「ゼニカル」。吸収できなかった脂肪分は排泄されるので結果的にカロリーを抑えられ、体重コントロールにつながります。ただし、脂溶性ビタミンの吸収まで防いでしまうので、薬の服用中はビタミンの補充が推奨されます。

また副作用として、便失禁、脂肪便、急な便意・下痢、鼓腸、腹部のハリ、吐き気、歯肉障害、上部呼吸器感染等があります。さらに服用できないケースとして、妊娠・授乳中、胆汁うっ滞、医薬品・食物アレルギーがある、染髪料アレルギーがある、消化不良に悩まされている、などがあげられます。

 

サノレックスは医師の処方が必ず必要ですが、ゼニカルは個人輸入などで手に入れられる薬です。しかし、肥満治療薬は副作用も多く、自己判断で利用するのはおすすめしません。利用する場合は、必ず医師の指示にしたがって使うようにしましょう。

手術を伴う治療の場合の効果と注意点

病的肥満、高血圧、糖尿病、心臓病、脂質代謝異常といった病気が心配される場合には減量手術が行われます。手術の種類としては「胃バイパス手術」「胃バンディング術」「胃形成術(切除術)」「十二指腸転換術」などがあります。

これまでなかなか痩せられなかった人には大変効果がありますが、やはりメスを入れるものなので、多少なりともリスクが伴います。具体的なリスクやデメリットは手術によって異なりますが、以下に、主なものをあげてみました。

減量手術のデメリット

  • 切除してしまった胃は元に戻せない
  • 切除によって小さくなった胃が拡張してしまい、十分な効果が得られなくなる場合がある
  • 胃がねじれたり狭くなることで食事が通る際に障害が起きることがあり、場合によっては吐き気・嘔吐がみられる
  • 一般消化器手術の合併症と同様の症状が出る可能性もある
  • 手術をしても、きちんと食事の管理が行えなければ十分な減量効果が得られない可能性もある
 

肥満外来の治療において、薬や手術は副作用などデメリットを伴います。ダイエットにおいて大事なことは、痩せるのに成功した後も継続的に実行ができて、リバウンドしないこと。きちんと痩せられて、リバウンドしないノウハウを身につけさせてくれるクリニックもあります。体への負担のない方法で痩せる指導をしてくれるクリニックを検討するのがよいでしょう。

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