胃の手術による減量治療

胃を小さくする手術についてくわしく解説しているページです。胃の手術による減量治療を考えている方はぜひ参考にしてください!

4つの手術を分かりやすく解説!

胃のバイパス手術をはじめとした減量手術は、病的肥満、高血圧、糖尿病、心臓病、脂質代謝異常といった病気が心配される場合に行なわれるのが一般的です。これまでなかなか痩せられなかった人には大変効果がありますが、やはりメスを入れることになるので、リスクを伴うことを覚えておきましょう。

以下には、「胃バイパス手術」「胃バンディング術」「胃形成術(切除術)」「十二指腸転換術」という4つの手術について、手術の特徴や対象者、効果などをまとめてみました。

胃バイパス手術

胃をカットして小袋を作り、小腸をつなげる手術です。栄養吸収の程度を調節し、エネルギーの取り込みを少なくすることができます。少しの食事で満腹感を得ることができるようになり、大幅な減量が期待できます。この術式のメリットは、大幅な減量を期待でき、長期間体重を維持しやすいこと。逆にデメリットとしては、鉄やカルシウム、ビタミンなどの欠乏が生じるため、内服薬の摂取が必要となることです。

胃バンディング術

胃の上部にバンドを巻いて締め付け、胃を2つの部分に分ける手術。上方の小さな胃の部分が満たされると満腹感を感じるので、食事の摂取量を抑えられます。食物の消化吸収経路は変わりません。腹腔内にバンドの締め付け方を調整できる器具を埋め込んで、状況に応じ緊縛度合いを変えるのが一般的。再度手術をしてバンドを取り外せば、手術前と同じような状態に戻すこともできます。

胃形成術(切除術)

食事摂取の制限による体重減少を目的とするもので、胃を切り取って小さくします。切り取る方法としては開腹手術と腹腔鏡手術の2通りあり、腹腔鏡手術の1つに「腹腔鏡下スリーブ状胃切除術」という術式があります。この術式のみが健康保険の適応となり、BMI35以上であることが条件です。バイパス系手術に比べてリバウンドの可能性があること、糖尿病の改善率が悪いことなどがデメリットとして挙げられます。さらに、食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎の人は避けるべき手術です。

十二指腸転換術

正式名称は、「腹腔鏡下十二指腸転換を伴う胆膵バイパス術」。主に栄養吸収を制限することにより減量を目指すための手術です。

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