脂質異常症(高脂血症)

肥満が脂質異常症を引き起こす理由や、主な症状、リスク、治療法、対策方法などまとめました。

肥満の人に多い脂質異常症(高脂血症)とは

肥満症と同時に診断されることが多いのが、脂質異常症です。高脂血症とも言われていて、コレステロール、中性脂肪、飽和脂肪酸の数値が平均値より高い状態のことを言います。

まさにおデブな食生活そのものといった疾患ですね。とくに症状はありませんが、放っておけば、高血圧、糖尿病、動脈硬化などへ発展するリスクがあります。

肥満が脂質異常症(高脂血症)を引き起こす理由

肥満の人が脂質異常症(高脂血症)になる原因には、次の影響があげられます。

  • 動物性脂肪の摂り過ぎ
  • コレステロールの摂り過ぎ
  • 暴飲暴食や偏った食事
  • 慢性的な運動不足

脂質異常症(高脂血症)を引き起こす根源とも言えるのが、毎日の食事です。人によってどの脂質が多いかは変わってきますが、1日300mg以上のコレステロールを摂っていたり、トランス脂肪酸などの体に悪い油ばかりを摂っていると発症しやすくなります。

食べ物では、お肉、卵、たらこ、えび、明太子、レバー、生クリーム、バターなどは、コレステロール値が上がりやすくなります。

また、運動不足によってお腹に脂肪がたまる「内蔵脂肪型肥満」の人は、血液中のコレステロールや中性脂肪が多くなる傾向があります。

脂質異常症(高脂血症)の治療と対策方法

脂質異常症(高脂血症)を改善するために最も重要なことが、食生活の改善です。クリニックに行くと、中性脂肪やコレステロールを増やす食べ物を避けるよう指示され、代わりに青魚や海草類、根菜類などを摂るようすすめられます。あわせて有酸素運動も行えば、より効果的に脂質異常症(高脂血症)を解消していくことができます。

自分はどの脂質を摂り過ぎているのか、それによって適切な食事も変わってくるので、一度ダイエット外来などで検査を受けておくと安心です。脂質異常症(高脂血症)は、生活習慣病の中でも比較的軽めの疾患なので、早いうちに改善しておきましょう。

脂質異常症(高脂血症)の予防策

脂質異常症(高脂血症)は、自覚症状のないまま動脈硬化などを引き起こして重篤な病気へつながることがあります。肥満傾向にある人は意識して解消していく必要があるといっていいでしょう。病気になってから対策するのでは改善に時間がかかりますので、おなかの脂肪が気になる人や太りすぎて悩んでいる人は、健康のために今すぐにでも予防策を始めることをおすすめします。

コレステロールの過剰摂取や食べ過ぎを控える

脂質異常症(高脂血症)を予防するには特別なことは必要ありません。コレステロールを多く含む食べ物はできるだけ避けて、魚介類や大豆製品などを食事に取り入れるようにするだけでも効果は出てきます。また、どんなものでも食べ過ぎれば肥満につながります。身長や生活強度に合ったカロリーの食事内容になるよう、一度食べたものを記録してカロリー計算をしてみると食べ過ぎていないかの判断基準になります。

ストレスを溜めずに健康的な生活を送る

人はストレスを感じるとその解消をするために、食べ過ぎや過度の飲酒、喫煙などの良くない生活習慣を続けてしまいがちです。 それぞれの習慣を改善するために見直すことも重要ですが、健やかな生活を送れるようにストレスを溜めないような工夫が根本的な解決につながるでしょう。

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